CSVParserはCSV(Comma Separated Value)形式のテキストデータを解析・生成するライブラリです。 区切り文字をタブ記号に指定すれば、TSV(Tab Separated Value)形式のデータも扱えます。
CSV形式は多くのアプリケーションで使われていますが、細かい仕様はアプリケーションによってまちまちです。 CSVParserは(よくも悪くも)なるべくMicrosoft Excelの出力するCSV形式に合わせています。
以下、基本的な規則です。
例)^M = CR + LF
foo,bar,baz -> ["foo","bar","baz"] "foo","bar","baz" -> ["foo","bar","baz"] """foo""","bar","" -> ["\"foo\"","bar",""] " foo", bar ,baz -> [" foo"," bar ","baz"] ignore"foo","bar"ignore,"^Mbaz^M" -> ["foo","bar","\r\nbaz\r\n"]
付属のinstall.rbを使うか、csvparser.rbを任意のディレクトリにコピーしてください。
% ruby install.rb config % sudo ruby install.rb install
require "csvparser" csv = CSVParser.new_with_file "csvtext.csv" # CSVデータの各行を表示する csv.each do | line | p line end # すべてのフィールドに含まれる<br>タグを改行に置換する csv.each_field do | field | field.gsub!('<br>', "\n") end
CSVParserはRubyライセンスに基づくフリーソフトウェアです。 作者は当プログラムの使用によるいかなる損害に対しても責任を負いません。
鈴木鉄也 <suzuki@spice-of-life.net>
0.9.0(2003/5/8): | 最初のリリース。 |